南極ヴィンソンマシフは奇跡的に寒くなかった。そして4,000m級もやっぱり高かった
南極ヴィンソンマシフは奇跡的に寒くなかった。そして4,000m級もやっぱり高かった
2017年始に、南極ヴィンソンマシフ登頂させていただきました。
正直今回は、
前回のチョーオユーのベースキャンプほどの高さ4800mほどということで
本当に完全になめてました。そしたら、やられました。完全に。
南極は通常マイナス40度ぐらいになるようなのですが、
自分はまた最高の天気に恵まれ、天気も抜群!気温も暖かいときは−5度ほど。
下手すると日本の東京のほうが、体感的に寒いんじゃないかというぐらい。
もう本当に申し分ない気候。
それで、地上では、女装してみたり、海パンになってみたりと色々とはしゃいでいたのですが、
肝心の登山になって、4000mをこえたあたりから、
あの感じが。あれです。あれ。
どーん と頭にくるあれ。 そう高所のやつ 高山病やないかいっ!!!
ああああああああああああああ
4000mって、前チベットのホテルがあったとこなのに!!
そう!単純でおバカな僕は、前回の8,000mを終え、
4,000mって街でしょ!と錯覚してしまっていたのですが、
やっぱり4,000mも高所なんです。
そして、やっぱり自分は高所に強くないし、強くなってもいないんです。
三浦ドルフィンズさんで、高所トレーニングをしたときも
SPO2 驚異の15 !!!
死ぬんじゃないかという 歴代の三浦ドルフィンズさんの体験者の中でも
1位、2位の弱さだったんです。
なお通常の人は75ぐらい。平地では90を下回ると救急車といわれている数値です。
ここで何度か高所登山というものをやってきて(といってもまだ4回ですが)
気づいたのですが、高所というものは強くならない。
弱い人はいつまでたっても弱い。トレーニングでどうこうなるわけでは絶対ない。
高所に弱い自分という点を、しっかりもう一度認め、
今一度、改めて0からスタートしようと思います。
今年、しょっぱなの大変良い経験でした。
南極ありがとう!!