突然ですが、最近飛行機が怖いんです。

突然ですが、最近飛行機が怖いんです。



飛行機

突然ですが、最近飛行機が怖いんです。

ゆれると怖い。何度も何度も乗っているはずなのに怖い。

飛行機が怖い時期は、昔1度あった。

突然飛行機が怖くなった時期が1度だけあった。

確かハワイかなにかにいくときに、モノ凄く揺れたこともあるんだけれど、

じつは原因はそれじゃない。

たまたま飛行機の揺れ、(死への意識)というのがスイッチになって、

死ぬのが怖い自分を発見した。

そのときの自分は、自分自身の人生に対して納得していなかった。

こんな状態で死ぬのが嫌だった。

それに気づいたあと、いろいろと何年も努力して、

飛行機がトコトン揺れても、怖くない時期が訪れた。

どんなにゆれても怖くない。そんな時期。

最近はやっと、そんな時期だった。

でもまた最近、本当に最近、飛行機がガクンとゆれたときに

揺れを怖がっている、そんな自分に気がついた。

うーむ、まずい、

自分との折り合いのどこかが まずくなってる警告だ。

微笑みながら死を迎える 

そこまではできたら最高だけど、

死の瞬間に自分の人生に常に納得できていれば、

いつ死んでも悔いはない、そんな人生が送れていれば、

死に対する恐怖なんてない、いや恐怖はあっても腹をくくれるはずだ。

大石さんのように。

「あら楽し 思いは晴るる 身は捨つる

 浮世の月に かかる雲なし」 大石内蔵助  

うーむ、まずいな。

警告だ、お前、本気度、努力、

全然全然、全んゼン足りないよっていう。

本当に地球と火星の距離ほど、ほど遠いけれど、

 気合が、幕末の方々のような、魂が欲しい

「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂」

 吉田松陰